空気が澄んでいる秋の夜空では、時折流れ星が見えることも。毎年10月後半に極大を迎えるオリオン座流星群が、今年もやってきます。今回は、2018年のオリオン座流星群の情報についてご紹介していきます！
ペルセウス座流星群やふたご座流星群など、日本には一年を通してしばしば流星群が見えることがあります。その中でも、毎年10月後半に活動するオリオン座流星群。
ハレー彗星を母天体として、10月2日～11月7日頃まで流星の観察ができます。流星群の中でも2番目に明るいとされており、流れ星観察の初心者さんでも見つけられるかもしれません。
有名な星座の一つである東の空に浮かぶオリオン座と、オリオン座流星群は全くの別物。オリオン座とふたご座の境界付近を流れる流星群であることから、オリオン座流星群と呼ばれているのです。
流星群とは、宇宙にあるチリが地球の大気圏に入った時、大気中の原子などと衝突することで光を放つため、流星群として見えるのです。
日本では昔から、「流れ星が流れ終わるまでに願いを3回唱えられると叶う」というロマンチックな言い伝えがありますよね。小さい頃流れ星を見て両手を祈るように合わせて願いごとを唱えた…という人も多いのではないでしょうか。
ですが、流れ星の捉え方は国や地域によってさまざま。ヨーロッパの一部などでは、流星は死を意味すると考えられ不吉なイメージを持たれているところもあるんですよ。
さて、そんなオリオン座流星群ですが、2018年の今年は、10月22日（月）頃に極大を迎えると予測されています。極大とは、天候や月の条件は関係なく、流星群の活動がもっとも活発になることを表します。
今年は、10月22日（月）の午前2時頃に極大を迎えます。日曜の夜ですが、少し夜更かしをして窓の外を眺めてみてはいかがでしょうか。
昨年はほぼ新月状態で月明かりの影響がありませんでしたが、今年は月がしっかり出ているので流星群が見えない可能性も。
オリオン座流星群は10月2日～活動を始めるので、極大前日までの月明かりが弱い日なら、しっかりと流れ星が観察できるかもしれません。
せっかくのオリオン座流星群。どうせ見るなら、都会の真ん中ではなく、ネオンの少ないキレイな星空と共にみたい！という人には、オリオン座流星群を見るツアーもおすすめ。
1泊2日で約20,000円～参加できるバスツアーなども各ツアー会社から登場しています。昼は観光や美味しい料理を楽しんで、夜は人気の少ない地方の山を背に、オリオン座流星群を観察。
この時季ならではのツアーがさまざまありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
いかがでしたか？ 今年も、10月下旬にオリオン座流星群がピークを迎えます。家族と、友人と、大切な人と一緒に、夜空を流れる美しい光をぜひ観察してみてくださいね！
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