加湿器を使わないで部屋の湿度を上げる方法をご紹介します!
部屋の乾燥が気になる季節になりました。
冬は、暖房器具の多用や乾いた外気のため乾燥しやすく、肌や眼の乾燥、のどの痛み、ウイルスの感染などを招いてしまいます。
そこで今回は、加湿器を使わないで手軽にできる加湿の方法をご紹介しましょう。
タオルが乾く際に水分が蒸発し、部屋の湿度が高まります。
10枚くらい一度に干せるハンガーを使うと便利。
温かい空気は下から上に向かって行くので、なるべく高い位置にかけるようにしましょう。
アロマオイルを落としたお湯でしぼったタオルをかければ、部屋にいい香りが広がって気分転換にもなります。
こうすることで、タオルをかけたときと同じ効果が得られます。室内干し用の洗濯洗剤を使用すれば、ニオイも気になりません。
お湯が沸くと、蒸発した水分で加湿されます。沸いた後は、ふたを開けて部屋に置いておきましょう。
寒い冬は、鍋物などにすれば体も温まって一石二鳥。カセットコンロで長時間火にかけていると、常に蒸気が上がって湿度が保たれます。
特殊フィルターが水を吸収して蒸発させることで、加湿することができます。これなら電気代も不要。デザインがおしゃれなものもたくさんあり、アロマの香りを楽しめるものも。
建物の構造上、乾燥しやすいホテルの室内では、バスルームとベッドルームが近い場合は、バスタブに熱いお湯を張ってドアを開けっ放しにし、換気扇を止めておきます。
バスルームとベッドルームが離れている場合は、ベッドになるべく近いところに濡れたタオルをかけ、サイドテーブルの上には水かお湯を置いておきましょう。
部屋の適正な湿度とは、45～65%程度。70%以上になると多湿状態になり、カビの発生や建材を傷ませる原因になってしまうので、湿度の上げ過ぎにも注意が必要です。
また、逆に湿度が40%以下だと乾燥状態です。身近なもので湿度を上手に調節して、快適な冬を過ごしましょう。
writing by 松村圭子