なつき/女性/19歳
私は常に男性に愛されてないと生きてる意味を感じられません。
SEXがしたいわけではなく、相手に自分を必要としてもらってないと恐怖感や嫌悪感が芽生え、不安でいっぱいになります。
これまで経験した恋愛では、いつも不安感を覚え、暴力的になってしまったりして、相手を傷つけてしまいました。
どうしたらいいでしょうか…。
恋愛依存症なのでしょうか？
監修者/武田亜季
なつきさんは、異性に愛され必要とされていると、生きている意味を感じたり安心したりするのですね。
今は、恋愛以外に打ち込めるものがないけれど、色々な事に興味を持ったり、打ち込めるものを見つけたりしたい、と願っているのですね。
愛されていない、必要とされていない、と感じると不安で、生きている意味を感じられないと、お話し下さいましたね。
相手の愛情を確認することが、生きるために最も大事なことになってしまっていないかしら？
もしそうなら、きっと相手の顔色ばかり伺ってしまいますよね。
その状態は、なつきさんが自分らしくいられなくて、とても苦しくなってしまうんですよ。
なつきさんは、何があると「愛されてるなぁ」「必要とされているなぁ」と、確認できますか？
もしかしたら、以前は満足できたことも、だんだんそれだけでは足りなくなってきている、ということはないかしら。
「相手がどう思うか」ではなく、「自分がどうしたいか」に焦点を当てて行きましょう。
気持ちを聞きだすのではなく、自分の気持ちを伝える。
相手に合わせるのではなく、お互いの考えを尊重する。
自分のことを大事にしていかないと、本当に彼のことを大事にすることはできないんです。
まずは、なつきさん自身が、自分を愛してあげることが大切ですよ。
なつきさんのまわりには、たくさんの「愛」があります。
私たちは、手のひらにあるものには気がつきにくいのです。
きっと、なつきさんの手のひらにもたくさんの「愛」が乗っているはず
彼は、一生懸命くれているのに、手のひらにあるものが見えなくなっていませんか？
ちゃんと持っているものに感謝していますか？
なつきさんが心から、楽しい、嬉しい、幸せと感じている時、一緒にいる方もまた、なつきさんと一緒にいて同じ気持ちになっていると思うの。
それって、なつきさんはその人たちに必要とされ、「愛」を交換し合っているということじゃないのかな？
異性に愛されたいと思う気持ちはとても大切なことです。
愛する人に愛されたいと思うことも、とても自然なことです。
そこに生きている意味を感じることもたくさんあるでしょう。
ただ、「愛」には色々な形があり、一緒に時間を共有したいと思うこともまた、愛なのではないでしょうか。
なつきさんのまわりの「愛」をぜひ探してみてくださいね。
writing by 武田亜季