欧米人は挨拶として頬にキスしますが、私たちやまとなでしこは頬にキスされるとドキドキしてしまいます。もしかしたら、このように、男性と女性でもキスに関する考え方は違うのではないでしょうか?そこで、今回は「男女で違うキスの意味」をご紹介します。
キスをしている間、女性はふたりの恋愛について考え、ロマンチックな気分になります。
しかし、男性はセックスのことを考えています。
その理由は、女性は”愛情ホルモン”や”幸せホルモン”と呼ばれるオキシトシンが分泌されやすく、「相手を愛している」という思いが強くなるから。
一方、男性はアンドロゲンと呼ばれる3種類の男性ホルモンの働きで性欲が高まってしまうからです。
好きな相手としかキスしたくないと考える女性に対して、男性は誰とでもキスすることができます。
これは、子どもを産むというリスクのある女性が、本能的にステキな相手を選ぼうとするのに対して、男性は自分の遺伝子が拒否されるかもしれないので、少しでも多くの女性に遺伝子を植え付けたいと思うからです。
女性にとってキスは、恋人を選ぶためのテストです。
また、つき合い始めてからは、ふたりの関係を深めるために重要なスキンシップとなります。
しかし、男性にとってキスは、自分と相手を性的に興奮させるための方法で、ふたりの関係を深めるためではありません。
男性はぬれた舌を使ったディープキスを好みますが、女性は優しいロマンティックなキスが好き。
その理由は、男性はセックスのため、女性はふたりの関係をより深めるためという、「なぜ相手にキスをするか」という目的の違いにあるでしょう。
夜景が美しい場所や浜辺など、女性はロマンティックな場所でキスがしたくなります。
それは女性がムードを大切にするから。しかし、男性はキスをするときはその先しか考えていないため、あまり場所を選んだりしません。
むしろ、チャンスがあればキスをすると考えた方がよいでしょう。
キスをしているとき、女性は男性の口臭や鼻息を気にします。
それは、口臭がしたり、鼻息が聞こえるとロマンティックなイメージがこわれ、現実に戻されてしまうからです。
つまり、キスで男性をテストしていることになります。
しかし、男性が気にするのは、女性が喜んでいるかどうかなのです。
女性はもちろん好きな相手とより親密になるためにキスをするのですが、男性は相手とケンカをしたときや相手のキゲンが悪くなったとき、相手をなだめるためにキスをすることがあります。
これは、男性の方が動物としての本能が色濃く残っているからです。
キスひとつとっても、男性と女性ではこんなに考え方が違っていたのですね。ちょっぴり驚きの事実です。
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writing by YOSHI