オナラの苦痛を少しでも軽くするために、オナラが臭くなるNG習慣5パターンとその対策をご紹介します!
オナラは人間であれば誰でもするもの。
生理現象なのだから、我慢すると体にも良くないとは言うものの、オナラが頻繁に出たり臭いが気になったりして人知れず悩んでいる人は意外に多いものです。
オナラを気にし過ぎると、それがストレスになってさらにオナラが出てしまうことにもなりかねません。
オナラの苦痛を少しでも軽くするために、オナラが臭くなるNG習慣5パターンとその対策をご紹介しましょう。
オナラには、イモ類や豆類など炭水化物を多く含む食物が消化された時にできる「発酵型」と、肉や卵などの動物性たんぱく質が消化された時にできる「腐敗型」があります。
発酵型のオナラはほとんど臭いがしませんが、腐敗型の場合は悪臭の強いオナラが出やすくなります。
肉食に偏った食事ではなく、野菜や穀物、豆類、魚を中心とした和風の食生活は、オナラの臭いの軽減に効果的と言えます。
硫黄分の多いタマネギ、ニラ、ニンニク、ネギなどを過剰に食べた時は、一時的にオナラが臭くなります。食べすぎには気をつけましょう。
オナラのガスは、約7割が食事や会話をしている間に無意識に飲み込んでしまう空気で、残りの約3割は腸内で腸内細菌が食物を分解する時に発生するガスです。
早食いをすると、空気を飲み込みやすくなってオナラの発生につながってしまいます。
また、よく噛まないで食物を飲み込むことで消化が悪くなり、未消化の食物が長時間腸内にとどまっていることで腸内環境が悪くなり、オナラの臭いもきつくなります。
噛む回数は30回を目標に、ゆっくりよく噛んで食べるようにしましょう。
ストレスがたまるとオナラも臭くなります。ストレスによって自律神経のバランスが崩れ、胃腸の働きが低下してしまうのです。
すると、早食いの時と同じように食物が十分に消化されないまま腸内にとどまることでオナラが臭くなります。
また、ストレスを感じてイライラすると、早食いや大食いになりがち。消化機能が低下しているうえにこのような食べ方をすると、ますます臭いの強いオナラの発生につながります。
たまったガスとストレスは、その日のうちに解消することが大切。
便秘で腸内に長時間便がとどまっていると、便が腐敗して臭いオナラの原因になります。
食物繊維の豊富な海藻類、根菜類、キノコ類などをしっかり摂り、適度な運動で腸を刺激して便秘の予防に努めましょう。
女性ならではのお悩みとも言えるオナラ。思い当たることを改善しながら、オナラの臭いも改善していきましょう。
writing by 松村圭子