有理/女性/20歳
私はいとこがずっとずっと好きで、片想いをしています。
3回くらいフラれてるんですが、何度も諦めようとして、しばらくは忘れられても、辛い事や哀しい事または嬉しいこと幸せな事何かがあると真っ先にいとこの事を思い出します。
新しい出会いがあって、どんなにカッコイイ人にであっても、いとこと比べては、自分の中でいとこが勝って、その度に好きで好きでだけど叶わないんだ、と夜に泣いてしまいます。
メールをしたら必ず返ってくるし、私が『あなたに会いたくて会いたくて仕方ないです』と、メールをしたらその日の夜に突然電話をしてくれました。
とてもとても幸せでした。そんな関係でも構わないと、我慢していましたが私はずっと彼のそばにいたいです。どんな時も私が支えていたいです。
ちなみに、いとこの彼と私はそれぞれ違う県に住んでいます。連絡手段はメールと電話で、会えるのは地元に帰るお盆とお正月のどちらかです。
いとことの恋愛はいけない事なんでしょうか？4回目の告白をしたら、嫌われてしまいそうで怖いです。
監修者/武田亜季
有理さん、ずっとずっと好きな、いとこの彼が忘れられなくて、苦しい思いをしているのですね。
有理さんの出会うどんなカッコイイ人も、いとこの彼にはかなわなくて、ますます苦しくなってしまうのですね。
有理さんにとって、いとこの彼は、どんな人ですか？
その彼のどんなところが、有理さんは好きなのでしょうね。
血のつながりがあるからこそ感じられる、特別な親近感、愛情もあることでしょう。
いとこの彼は、他の男性には変えられない、有理さんにとっての特別な存在なのでしょうね。
ただ、「いとことの恋愛はいけないもの」という考えも有理さんの中にあるのですね。そのため、彼の存在がとても近いと同時に、遠く感じられているのでしょうね。
私たちは手に入れられそうで入れられないものに、強くこだわってしまうことがあります。
もしかしたら有理さんの中の「いけない」という思いが、余計に有理さんを苦しめてしまっているのかもしれません。
いかがでしょうか？
「いとこ」という点をいったん脇に置いてみましょう。一人の男性として、人間として、彼に魅力を感じるところはどんなところでしょうか。
ぜひ、考えてみてください。
有理さんの中の大切な思いを、大切に相手に伝えることは、決して悪いことではありませんよ。
でも、有理さんに大切な考えや気持ちがあるように、相手にも大切な考え方、感じ方があることを、同時に受け止めていきましょう。
相手に聞いてみたいことがあれば、勇気をだしてまっすぐに聞いてみることも、自分や相手を尊重する方法の一つです。
そして、相手の答えがどんなものであっても、応えてくれたことに感謝して、大事に受け止めていきましょう。
有理さんがまっすぐに自分や相手をとらえて、素敵な人間関係を作っていけますように。
writing by 武田亜季