あいむ/女性/18歳
彼とうまくやっていけるか不安です。長文で申し訳ありませんが、聞いていただきたいです。
2年以上付き合っている1つ上の彼がいます。今まで2回ほど別れ話…というか、「別れたほうがいいのでは」という話をしてきました。原因は優先したいものの違いで、2人ともたくさん我慢をしていることです。
私は部活や友人との時間、自分の時間も大切なのですが、彼は暇なときはずっと私といたいらしく、部活等を理由に会えないと言うと不機嫌そうになってしまうことが多かったのです。
私も彼と一緒にいるために部活を辞めたりお互いに我慢したりして、現在まで続いています。ですがシーズンの今もクラスの集まりや旅行にいい顔をしてくれず、「どうしてこんなにお互い我慢して一緒にいなきゃいけないの？」と、最近私の気持ちが分からなくなりました。
彼とは離れる想像が出来ないし、大好きだとも思っています。ですが、それも言い過ぎていて自己暗示のようにも思えてしまいます。もう不安定な気持ちを落ち着かせたいです。考えるほど分からなくなり、涙もでてきます。
私はどうしたらいいのでしょうか？
監修者/武田亜季
あいむさん、彼と優先したいものが違い、これから先、うまく付き合っていけるか不安に感じているのですね。
そして今、彼に対する自分の気持ちにも確信が持てず、どうしたらいいのか分からなくなっているのですね。
これまで、大切な彼との関係を続けるために、部活をやめたり、我慢してきたことも多かったのですね。どれほど残念な気持ちを感じたことでしょう。
あいむさんにとって「彼」とは、どんな存在でしょう？
長いお付き合いの中で、彼がいることが当たり前の日常だったと思います。
今、ひとりのゆっくりできる場所で、目を閉じて、あいむさんの心に問いかけてみましょう。
彼は、自分にとって、どんな存在？
一言で表せない、言葉にならない気持ちも、たくさん出てくることでしょう。
その一つ一つを、大事に感じてみましょう。
きっと、彼はあいむさんにとって、とても大切な存在なのだと思います。
その大切な人と、一緒にいる意味を考えてみてください。
人は、誰かと支えあって生きています。
けれども、寄りかかってしまっては生きづらいのです。
一人ひとりがしっかり立って、その上で力を合わせていくと、大きな喜びが得られるのです。
いつも何かを我慢している関係は、お互いしっかり自分の足で立てていると言えるでしょうか？
もしかしたら、互いに相手に対して求めて続けてきたものは、本当は他の誰かに求めなくても、自分で自分に注いであげられるものかもしれませんよ。
いつも、自分を大切にすること、自分の気持ちを大切にすること。
どんな時も、自分や相手を責める代わりに、自分を理解しようとしてみること。
悲しいとき、つらいとき、逃げないでそっと自分の気持ちに寄り添ってみること。
それが出来たとき、初めて相手の気持ちや想いを大切にすることができます。
あいむさんが、自分を大切にして、今よりもっと自分のことが好きになったら、あいむさんの恋愛もその分、深く素敵なものになっていきますよ。
writing by 武田亜季