コナ/女性/26歳
10年以上前に手の指の間の水泡を顕微鏡検査で診てもらったら｢ｶﾋﾞが原因｣と言われました｡
貰った薬もまったく効果が無かったので､毎年季節の変わり目に同じ症状が出ても放置してました｡
3年後に別の病院で同じ症状で診察した時には顕微鏡検査で菌も見つからず､その時から使用してるｽﾃﾛｲﾄﾞはちゃんと効果が出てます｡
水虫と判断条件として顕微鏡検査が必ずあげられますが､どの程度信憑性がありますか?
また､水虫以外の症状でｶﾋﾞが見つかる可能性はありますか?
監修者/松村圭子
水虫の原因菌は､｢白癬菌｣という真菌（ｶﾋﾞの一種）で､水虫かどうかを診断するには､顕微鏡検査を行って白癬菌の有無を調べます｡
ただし､一回の検査では確認できないこともありますので､その場合は､再度顕微鏡検査を行って調べます｡
水虫ではない場合､考えられるｶﾋﾞとしては､ｶﾝｼﾞﾀﾞという真菌が挙げられますが､白癬菌もｶﾝｼﾞﾀﾞも､通常ｽﾃﾛｲﾄﾞを塗ると悪化してしまうことが多いので､３年後に診察した時は､やはりｶﾋﾞではなかったのかも知れませんね｡
writing by 松村圭子