社会人のほとんどが、毎日一番長い時間を職場で過ごしています。同じ目標に向かって一緒に働いている仕事仲間とは、気心が知れているゆえに恋愛に発展しやすいと言えるかもしれません。 アメリカで行われた調査結果では、4万2千人の回答者のうち15％の人が、職場の人も恋愛対象に入っていると答えたのだそう。さらに、社内恋愛経験者のなんと20％が、結婚にまで発展しているのだとか！職場は意外にも出会いの多い場所なのです。 でも、実際に社内の人と付き合うことになったら面倒なことや注意すべきこともたくさんあります。今回は海外の人気サイト「Business Insider」の記事から、社内恋愛へ正しくアプローチする基本ルール6つを紹介します。
社内恋愛を禁止している会社は案外多いもの。職場とは仕事をするための場所であり、公私混同はいい印象を与えません。特に同じチームメンバー内に恋愛関係のある人がいると、他のメンバーは仕事をやりにくいと感じることもあります。 同僚との恋愛があなたのキャリアにマイナスイメージを与えないか、一度よく考えてみましょう。 規則では禁止されていない場合でも、婚約して結婚間近という場合を除いて、職場の同僚には秘密にしておいた方が賢明かもしれません。
ただでさえ普通の恋愛よりもハードルが高い社内恋愛。相手が直属の上司や部下だった場合はなおさらです。仕事の効率が落ちたり、適切な指示が出せなかったりなど、さまざまな悪影響が出る可能性大。理想は直属の上司や部下と恋愛しないことですが、どうしても好きで気持ちを止められない場合は正しくアプローチしましょう。 まず、直接のやり取りや報告などを少なくする調整を、可能ならば行った方がいいでしょう。しかし、調整がなかなかできない場合は、社内恋愛を始める前にやはり「キャリアを捨てる」くらいの覚悟が必要です。恋愛関係に発展する前に、配属を変えてもらうのもいいかもしれません。
誰が見ているか分からないのがSNS。あなた自身が社内の人間とつながっていないからといって安心はできません。デートや旅行で行った場所を友達とだけシェアしているつもりでも、意外な人たちが意外なところでつながっていて、情報が漏れたりするものです。 写真やコメントをアップするときには細心の注意を払いましょう。同僚に社内恋愛を隠しておきたい場合、SNSからバレてしまうと言い逃れができません。
2人の関係について、職場ではどう接するべきか、お互いの意見をハッキリさせておきましょう。また、万が一別れたときの対応についても、あらかじめ話し合っておくといいでしょう。 最初にきっちりルールを決めておくことで、予期せぬトラブルも未然に防ぐことができます。また、こうした2人での共同作業は、相手との絆を深めるのにも役立つはず。
社内で手をつないだり見つめ合ったりなど、付き合っていることをあからさまに示す行動は、周囲の反感を買ってしまい、妬まれる原因にも。このような行動が周りの人に気づかれると、何か失敗すれば「仕事もせずに恋愛にかまけているからだ」と、プロフェッショナルとしての評価が下がることにもなりかねません。また、飲み会や仕事に関わるイベントのときも気を付けましょう。
社内恋愛の相手とは、職場ではあくまで仕事仲間として接しましょう。2人でのランチや一緒に退社することなども、2人の関係を怪しまれるので、避けた方がよさそうです。
2人の関係が破局した後も、顔を合わせなければならないのが、社内恋愛最大のデメリットの1つと言えるでしょう。しかし、相手にどんなに不満を持っていたとしても、職場で怒りをぶちまけてはいけません。 仕事にプライベートを持ち込まないのが、社会人として基本のマナーです。納得できないことがあるなら、就業時間外に話し合い、職場では大人としてふさわしい態度で対応しましょう。
社内恋愛はデメリットばかりが強調されがちですが、、相手の仕事に対する姿勢から、デート中には見えない人間性が垣間見えたり、お互いに仕事上のストレスを理解し合えるなどメリットもたくさんありますよね。 「毎日家と職場の往復で出会いがない」と嘆いている人は、ご紹介した6つのルールを念頭に置いたうえで一生のパートナー探しをするのもいいかもしれません。
【記事提供：ラブリサーチ】
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writing by ラブリサーチ