結婚生活の長短にかかわらず、日本人の夫婦は欧米のカップルと比較してセックスレスの割合が高いといわれています。とはいえ愛情がないのかといえば、そうでもありません。セックスレスになるのには、夫と妻それぞれちゃんとした理由があるのです。お互いの事情を理解した上で、今回は、セックスレス解消法をご紹介します。
そもそもセックスレスとは、「特別これといった事情がないのに１ヶ月以上性生活がなく、今後も同じ状態が続くと考えられる状態」のことを言います。ただし、１ヶ月となってはいますが、２人の関係も良く、お互いがセックスしたいと思っていない場合、セックスレスとはいいません。
セックスレスになる理由は、男性女性それぞれ言い分があります。それは、社会的な理由や精神的な理由など考えられますが、実際は複合的な要素が複雑に絡んでいて、結局本当の理由というものははっきりしません。
女性がセックスレスになる時は、女性独特の身体のリズム（生理）によるものが大きなウェートを占めています。
もちろん、どんなカップルも生理中のセックスは体調や衛生の面からも避けるべきです。しかし残念ながら、この女性特有の身体のリズムが大きく影響してしまい、セックスレスの原因になってしまっていることも否定できないのも事実です。
また、子供がいる場合特に出産後などは注意が必要。家庭での女性が受け持つ役割は多くて忙しいから、夫のケアまで手が回らなくなり、次第に機会が減り、夫も断られるのが嫌になりセックスレス…という負のスパイラルに陥りがち。
濃密な子育ての時間というのは夫婦生活の長い時間から見るとほんの僅かです。しかし、ともすれば夫のそんな無理解が原因で“セックスレス離婚”という残念な選択をする女性も少なからずいるそう。
そんな結果にならないためにも、男性にも理解する余裕が欲しいですよね。
男性の場合は女性と違い、どちらかというと自分の身体機能に自身がなくなった時がセックスレスになりやすいそう。男性は、人に弱みを見せるのを好みません。
それは、たとえ愛するパートナーに対しても同じ事。もしかしたら、それ以上に弱みを見せたくない、頼れる存在でいたいと思って密かに悩んでいるのかもしれません。
もしもあなたのパートナーが、セックスを拒む理由に「疲れているから…」など漠然とした理由を挙げたときは要注意。そんな時はそのことを責めることはせず、栄養を考えて食事に気を配ったり、リラックスできる環境を整えてあげたりするなどちょっとした気遣いを見せることが大切です。
セックスレスになってしまう理由を男性・女性両方の視点で見てきましたが、セックスレスを解消するための一番の近道は、お互いを理解しあいコミュニケーションをしっかりとること。まずは、するしないは別としてセックスから遠ざかっていたなら、まずは今晩から同じ布団に一緒に入ってみませんか？
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writing by love recipe編集部