若いころ好きだった相手を振り返って、「どうしてあんな人を好きだったんだろう……」なんて思うことってありませんか?反対に、「もっと若かったらこの人の魅力はわからなかっただろうな」と思うこともありますよね。一口に恋愛と言っても、年齢によって相手に求めるものは変化します。それは、男性も同じこと。今回は、男性が恋愛に対してもっている価値観が、年齢によってどのように変化するのか検証してみたいと思います。
まず、女性の容姿に対して男性が求めるものの変化を考えてみましょう。どの年代の男性も、女性の容姿に対して、可愛らしさや美しさなど、女性としての魅力を求めることは変わりません。
しかし、年代によって、求める魅力の方向性が変わります。男性は若いうちは女性に対し、若さや可愛さなど、ステレオタイプな女性らしさを求める傾向にありますが、成熟した男性は、パートナーに対して“その人らしさ”を求めるように。
たとえば服装などは、若いうちはとにかくスカートを履いてほしい!とか、パステルカラーやフリルなどを身につけて!などわかりやすいリクエストが多く、年齢を重ねると、似合うもの、上質なものを身につけた女性に魅力を感じるように変わっていきます。
恋愛に溺れられるのは、若さの特権。若い男性の中には、彼女と離れている間はずっと彼女のことを考えているという人も少なくありません。
会えない間は、どうやって電話する時間を作ろうとか、少しでも手が空いたらLINEを送ろうとか、フリーの時間全てを恋人に費やす人も多いはず。
それだけ恋愛にのめり込む時間もエネルギーもあるし、その分、恋人にも同じテンションを求めます。
しかし年齢を重ねると、生活の中に恋愛以外の世界ももつようになります。仕事や友人関係など、さまざまなことと平行して恋愛のことを考えるようになります。
もちろん恋人の優先順位は高いでしょうが、すべての時間を愛する彼女に!!……というわけにはいかなくなります。恋人には、ほかの世界をじゃませず、心地良い距離感で接することを求めるでしょう。
若い男性は無鉄砲。好きだ!と思ったら一直線に口説き、グイグイ押してくることも少なくないはず。女性の方も、そんなちょっと強引な態度に、どこか男らしさを感じてしまうもの。
でもある程度の年齢になると、男性は女性に対して慎重になります。理由は、どこかで結婚を意識するから。
若いうちは、ある意味、恋愛を刹那的に楽しむ部分がありますが、年齢がいくと「この子と結婚するのかな?」「簡単に期待させてはいけない」と考え、結果的に気もちにブレーキをかけることもあるのです。相手との関係を真摯に考える男性ほど、難しく考えてしまう場合も。
もちろん男性によって個人差はありますが、年齢を重ねることで、恋愛や女性に対して求めるものが、ワクワクドキドキなどの楽しさから、落ち着きを求めるように変化する傾向にあるようです。
彼の態度が変化して、今までよりもテンションが低くなった?と感じたら、もしかしたら、あなたに求めるものが第二段階にきているのかも。
writing by TADACO