受動攻撃とは聞き慣れない言葉かもしれませんが、今も昔もアチコチで行われています。あなたも一度はどこかでしているかもしれませんし、行われている現場を目撃しているかも。なお、この手の攻撃をしてしまう女性は恋愛でつまづきがちです。この記事では、そもそも受動攻撃とは何かの他、受動攻撃をする女性心理などもご紹介していきますので、彼氏と上手く行っていない女性も、「陰湿」と言われたことがある女子も必見です。
誰かに遠回しに怒りをぶつける行為!
素直な人や短気な男女は怒りを覚えたとき、ストレートに相手に苛立ちやモヤモヤをぶつけます。
自分をイライラさせた相手に面と向かって「腹が立つ」と言ったり、暴力をふるったりします。
一方、「受動攻撃をする人」は遠回しに自分の怒りを相手にぶつけて困らせます。
つまり「受動攻撃」とは他人に遠回しに怒りをぶつける行為なのです。
なおこの言葉は最初、アメリカの軍隊で使用されていました。
軍隊内では上官の命令に逆らってはいけません。「その命令は正しくない」とか、「危険過ぎる」とか思っても従わなくてはいけません。
とはいえどうしても怒りを抑えきれないとき、人は他者に受動攻撃をして意思表示をしていたようです。
代表例は無視や故意の失敗!
「受動攻撃」との言葉を初めて聞く人であれ、一度はどこかで、この手の攻撃をしているかもしれません。
受動攻撃は非常に多くの人が一度はしたことがある攻撃なのです。
なお受動攻撃の種類は豊富で、たとえば「相手を無視」が、そうです。
怒りを感じる彼氏や同僚、友達を無言でスルーすることは受動攻撃の一種です。
また「頼みを引き受けた後で、わざと失敗する」こともそうです。ストレートに相手を攻撃せず、遠回しに怒りを伝える行為と言えます。
他にも「頼みを引き受けるも実行しない」もそうですし、「根回しをして裏からライバルの足を引っ張る」行為も受動攻撃と言えます。
素直な人は「陰湿」と思ったかもしれませんね。
実はそのとおりで、受動攻撃には実は陰湿な一面があるのです。
本人の生存本能が関わる心理も!
陰湿な一面がある受動攻撃を、あえてしてしまう女性は一体、何を考えているのか?
実は切実な心理が隠れていることが少なくなく、よくあるものが、「他者から自分を守りたい」がです。
「自分をイライラさせる相手から距離を置きたい」「私にストレスを与える、あの人物をなんとかしたい」といった考えに突き動かされて、人はしばしば受動攻撃をしてしまいます。
また攻撃の裏に、「私の気持ちに気づいてほしい」との心理がひそんでいるケースも。
「怒りをストレートにぶつけたら引かれそう。でも本音を伝えたい」と感じたときにも、女性は相手を無視したり、頼まれごとを、わざと処理しなかったりするようです。
他にも、「相手にストレートに怒りをぶつけたいけど、勇気が出ない」との心理が隠されている場合があります、
勇気を出せず、思い切った行動ができないために、あえて受動攻撃を選んでしまう人もいるようです。
【参考記事】心理についてもっと知りたいなら!▼
自信がない女性は受動攻撃しちゃう!?
怒りをストレートにぶつけることが出来る女性がいる一方で、遠回しに伝えることを得意とする女性陣もいるものです。
後者の場合、慎重で臆病な一面があったり、自信に欠けていたりします。
だから本当はストレートに怒りをぶつけたいけれど、勇気が出ないので間接的に怒りを伝えるだけに留める、という選択をします。
ただ直接、怒りをぶつけることができない家庭で育ったために、遠回しに伝えることが一つの手段のようになった女性もいます。
たとえば両親の命令は絶対で、反抗は許されない、といった家庭で育った女性は、他者にストレートに怒りをぶつけることはありません。
でもうっぷんを溜め込むと、相手に受動攻撃をしてしまうようです。
【参考記事】自信についてもっと知りたいなら!▼
自問自答や自分磨きをしよう!
実は受動攻撃をしてしまう女性は恋愛でつまづきがちです。
本音を伝えなければならない場面で伝えられず、遠回しに怒りを伝えてしまい、彼氏をイラッとさせることもあれば、片思い中の相手に「彼女は何を考えているのか分からない」と判断されてしまうこともあります。
また大好きな彼氏に「彼女は陰湿な人だ」と思われ、距離を置かれることもあるものです。
思い当たるフシがある場合、受動攻撃する機会を減らして、直接、本音を相手に伝えられる人になりましょう!
そのためにはまずは自分と向かい合うことです。なぜ受動攻撃に走ってしまうようになったのか考えれば、自分を変える方法がひらめくかもしれませんよ。
それに自分磨きをするとか、コツコツ努力して成功体験を積み重ねるとかするといいですよ。
自信がついて大胆な行動ができるようになるはず♡
writing by love recipe編集部