出産の正しい知識~陣痛・破水・おしるしの解説からお産の流れまで
出産の正しい知識~陣痛・破水・おしるしの解説からお産の流れまで

出産の正しい知識~陣痛・破水・おしるしの解説からお産の流れまで

陣痛・破水・おしるしの解説からお産の流れまで「出産の正しい知識」をご説明します。

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出産開始の自覚症状

臨月に入って出産予定日が近づいてくると、お産はもうすぐです。 お産の始まり方や進行具合には非常に個人差が大きく、また初めてのお産か二回目以降かで異なってきます。 まず、出産開始の自覚症状として「陣痛」「破水」「おしるし」の三つの徴候があります。

陣痛とは

陣痛とは、赤ちゃんを押し出すために起こる、規則的な子宮の収縮のことです。 月経痛に似た痛みとして感じることが多いのですが、痛みの強さはさまざまです。 周期的に痛みがやってきて、次第に痛みが強くなっていきますが、痛みと痛みの間にはまったく痛みを感じないのが特徴です。 妊娠10ヶ月に入ると、頻繁にお腹が張ったり、ときに軽い痛みを感じることがあるので、本物の陣痛と区別できるのか不安に思うかもしれませんが、 本格的な陣痛は規則的に起こり、そしてだんだん間隔が狭まってくるのではっきりと違いはわかります。 最初は1時間おきにあった痛みが次第に30分、それから10分間隔になってきたら本格的な陣痛の始まり、いよいよお産の開始です。

前駆(ぜんく)陣痛とは

陣痛の前段階として「前駆(ぜんく)陣痛」というものがありますが、これは陣痛の予行演習のようなもので、不規則な間隔で子宮の収縮が起こります。 前駆陣痛から本格的な陣痛までの時間には個人差があり、すぐ翌日に陣痛が来た人もいれば、かなり時間があく人もいます。

破水(はすい)とは

破水(はすい)とは、赤ちゃんを包んでいる卵膜(らんまく)が破れて羊水が流れ出ることをいいます。 一般的には陣痛がピークにさしかかったころに起こるのですが、陣痛が起こる前に破水をすることがあり、 この場合は赤ちゃんへの細菌感染の危険性がありますから、陣痛が来ていなくてもすぐに入院する必要があります。 破水というと、いきなりドバットと羊水が流れ出るイメージがありますが、尿もれかな?という程度の、羊水がちょろちょろとしか出ない場合もあります。 迷ったときは自己判断しないで病院に連絡をして診察を受けることが大切です。

おしるしとは

おしるしとは、どろっとした少し粘り気のあるごく少量の出血です。 これは、お産が近くなり、子宮の入り口が少し開いたときに、子宮にくっついていた卵膜(らんまく)が少しはがれた際の出血です。 おしるしがあったらいよいよ出産は真近ということになります。

お産の進行

臨月に入って出産予定日が近づいてくると、お産はもうすぐです。 お産の進行としては、まずおしるしがあって、しばらくして陣痛が始まり、陣痛が強まるなかで破水が起こる、というイメージがありますが、 実際にお産の始まりは「おしるしで始まるお産」「陣痛で始まるお産」「破水で始まるお産」と三者三様なのです。

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