妊娠検査薬はいつ陽性反応が出るの?使い方や見方、注意点について解説
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妊娠検査薬って何?

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妊娠検査薬とは

妊娠検査薬は、産婦人科の病院へ行く前に、妊娠しているかどうか自分で検査することができるキットのこと。 薬局でも売られているので、手軽に検査することができます。 妊娠すると、受精卵からhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)というホルモンが分泌されるようになります。 妊娠検査薬は、尿の中にhCGが含まれているかどうかを検査します。

妊娠検査薬の信頼性

hCGは、妊娠4週頃(月経予定日頃)より尿中に出てくるようになり、妊娠12週くらいにピークを迎え、出産するまで分泌を続けます。 妊娠していなければ、通常hCGは分泌されることはありません。 妊娠検査薬は、日々改良が重ねられ、より使いやすく、精度も高くなってきました。 適切な時期に正しく使用すれば、99%の信頼性があると言われています。

妊娠検査薬を使う目安

検査で陽性が出れば、妊娠している可能性がありますが、正常の妊娠なのか、子宮外妊娠などの異常妊娠なのかまではわかりません。 多くの検査薬は、hCGの検出感度が50IU/L(hCGが50IU/L以上で陽性になる)で、月経予定日の1週間後から検査可能ですが、最近はhCG検出感度が25IU/Lのものもあり、これだと月経予定日から検査が可能です。 月経の周期が不規則で、次の月経予定日がわからないという人は、だいたいの目安として、セックスした日から3週間後(検出感度が25IU/Lのものではセックスした日から2週間後)に検査をすると良いでしょう。

妊娠検査薬の使い方

検査キットの採尿部に直接尿をかけるか、清潔で乾いた容器に尿を採って採尿部に浸して検査しますが、尿の量が少な過ぎても多過ぎても正しい検査結果が出ないことがあるので注意が必要です。 キットを水平にして持ち、検査終了のサインが表示されたら結果を確認します。 指定の時間を過ぎても検査終了のサインが出なかった場合は、検査失敗です。 新しいキットを使って再度検査をしましょう。

検査で陰性が出た場合

検査で陰性が出た場合は、その時点で尿の中からhCGが検出できなかったということですが、それから1週間経っても月経が始まらない場合は再度検査を行うか、産婦人科を受診しましょう。 hCGの分泌量は、日々増加していくので、再検査の時には陽性となるケースもよくあります。

陽性反応が薄く出た場合

陽性反応が薄く出た場合も、判定は陽性です。 判定ラインの濃さは、尿中のhCGの濃度に影響を受けるので、濃度が薄いと判定ラインも薄くなります。 3日くらい後に再検査をすれば、通常hCGの分泌量は増えているので判定ラインも濃くなるはずです。

確定的な診断ではありません

妊娠検査薬はあくまでも妊娠の可能性を判断するものであり、確定的な診断ではありません。 陽性サインが出た時は、速やかに産婦人科を受診して確定診断を受けましょう。 妊娠検査薬を使う時の女性の心理はさまざまですが、「早くはっきり結果を知りたい」という気持ちは皆同じです。 適切な検査時期に、正しい検査手順で行うようにしましょう。

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