話に「オチ」をつけるなど、しゃべり上手になるヒントとコツ
話に「オチ」をつけるなど、しゃべり上手になるヒントとコツ

話に「オチ」をつけるなど、しゃべり上手になるヒントとコツ

面白い話というと、「オチのある話」を思い浮かべる人も多いでしょう。普段の雑談でいつもオチを考える必要はありませんが、時にはオチを意識して会話してみると、話のウケがよくなり、会話上手な印象を与えられますよ。

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そもそもオチってなんでしょう

辞書の言葉を借りると、オチとは「話の最後の面白い部分、話の結末」。なぜオチのある話を面白く感じるかというと、話のながれからは結末が想像できず、最後に「良い意味で、読みを裏切られた!」と思うから。

このギャップが「面白さ」を生むわけです。オチを意識した話をしたい場合、どのようなながれで話をするか事前に構成しておくことと、どこでどのようにオトすかと着地を考えながら話す必要があるのです。

聞き手の予想を裏切る「ギャップ」が笑いを生む

ではオチのある話とはどんなものでしょう。内容が面白いかどうかは別として、ひとつ例をあげてみます。

私、この間からダイエットを始めたのね。なるべく歩くようにして、エスカレータをとかを使わないようにしていたら、なんと10日間で1kgも減ったの!

で、頑張った自分へのご褒美としてケーキを食べたんだけど、毎日食べていたら今度は逆に3kgふとっちゃったの~。

ダイエットを始めて順調に痩せていった、ここで話が終われば普通の雑談ですが、「逆にふとっちゃった」という思わぬ展開が待っています。

聞いているほうは「おいおい、だったらなにもしないほうがマシじゃん!」「なんで毎日ケーキ食べちゃうのよ…」と思わず突っ込みたくなりますよね。この思わぬ展開からのギャップが「オチ」というわけです。

オチの前段階で、イメージを持たせておく

「キレイになると思ったのに、逆にふとったのかよ!」と思わせるためには、聞き手に、「痩せてきれいになるのかな?」と予想させなくてはいけません。

つまり、そのためには説明の段階で、シチュエーションを出来るだけ詳細にイメージさせておく必要があるということ。とくに相手が体験したことのシチュエーションが舞台の場合は、できるだけ丁寧な説明を心がけるとよいでしょう。

お互いに疲れない程度に

とは言っても、毎回オチを意識してしまうと、なんだか会話自体がおっくうになりそうですよね。聞き手は、話が長くストーリーがある場合、ついついオチを期待してしまいます。また、長い話は聞いていて疲れてしまいがち。

しかし逆に、先に結論を伝え、出来る限り短く要点を伝えるような話し方はオチを求められることはありません。

とくにビジネスの場においては、先に結論を伝える=オチを先に言ってしまうという話し方が一般的です。「いかなる時も最後に面白いことを言おう!」と頑張るのではなく、場合に応じて気軽に会話を楽しむことを一番にするといいかもしれませんね。

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