独身と既婚どっちがいい?それぞれのメリット・デメリット
独身と既婚どっちがいい?それぞれのメリット・デメリット

独身と既婚どっちがいい?それぞれのメリット・デメリット

女性は欲張りな生き物。バリバリ仕事もしたい、特定の誰かに縛られずに恋愛もしたい、でも好きな人との子どもも産みたいし、安定感のある将来を過ごしたい。実際には全てを手に入れるのは不可能で、家庭に入るなら仕事をあきらめ、キャリアを積むなら独身で頑張るなど、どれかを選んだらどれかを切り捨てなければならないのが現実です。独身女性と既婚女性の意見があわなくなるのは、お互いに選んだものが違うから。今回は両者の意見を双方から聞いてみたいと思います。

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お互いに、傷つけ合ったことありますか?

まずは、独身女性が既婚女性から言われた一言をご紹介。「既婚の友達に旅行の写真を見せたら唐突に『自分のためだけにお金も時間も使えていいよね』と言われた。私の稼いだ金をどう使おうが私の勝手でしょ」(独身・20代)

「出産退社した同僚としばらく仲良くしていたけど、仕事の話がそろそろ噛み合わなくなってきた。彼女の発言からは、社会人は所詮歯車、子育ては母親が主役!っていう匂いがプンプン。」(独身・30代)

続いて、既婚女性が、独身女性に言われてグサリときたフレーズは……「同級生から『やっぱり子ども産むと老けるんだねー』と言われた!あんたみたいに自分にばっかり手間ひまかけてられないのよ!」(既婚・30代)

「婚活中の妹。男を見る目がきびしすぎるのでちょっとは妥協したら?と言ったら『お姉ちゃんみたいにムダな苦労したくないから』と、旦那を妥協の産物扱いされた。」(既婚・30代)

根底にあるのは、ないものねだりと嫉妬

独身女性と既婚女性で意見が食い違いやすいのは、お互い、自分が手放したものを持っている相手だから。

独身女性は、本音では誰かと家庭を作ることを経験したいし、生涯のパートナーが欲しい、子どもを産んで育てる楽しみも得てみたいと思っているもの。

いっぽう既婚女性は、今後家庭に何かあったときに自分が支えられるか不安があるのはもちろん、キャリアを重ねながらも自由を謳歌し、女性として輝き続ける独身女性をまぶしく感じているのかもしれません。

でもそれらを認めてしまうと、自分の選択を、自分自身で否定したような気持ちになってしまう……。だから、相手の立場を下げることで、自分はこれで良いんだと納得させようとするわけです。

嫉妬を認めるとラクになる

しかし、相手の立場を認めることと、自分の立場をおとしめることはイコールではありません。むしろ、自分が選べなかったものを、選び手に入れた相手を認めることで、気持ちがラクになるはずです。

今独身の女性も、もしかしたら明日にも生涯の伴侶に出会い、キャリアとの両立で苦しむかもしれません。既婚女性であっても、なにかのきっかけで独りにもどり、自立してやっていくことになるかもしれません。

どちらの立場へも変化する可能性を考えながら、まずは自分の選択が正しかったと胸を張ることが、独身女性・既婚女性お互いがうまくやっていくためには必要かもしれません。

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